日本保険薬局協会(NPhA)は、「薬局における法令遵守に関する調査」の結果を公表した。それによると、薬局開設者および医薬品の販売業者の法令遵守に関するガイドラインにおける「薬局開設者等の法令遵守体制」と「管理者」の各遵守事項に関する実施状況は、80%台から90%台だった。首藤正一会長は、「数字として本来は100%にならないといけないもの」との認識を示し、今後も周知の徹底等を図っていく考えを強調した。
今回の調査は、6月25日に発出されたガイドラインに沿って調査を行うことで、▽法令遵守の現状を把握および課題を抽出する▽調査を通じて、現状の体制を見直す機会としてもらう▽コンプライアンス委員会の活動を検討する上での基礎データとする――ことが目的。ガイドラインの「薬局開設者等の法令遵守体制」と「管理者」の内容に基づいた設問について、自社の現状に最も当てはまる回答を選択してもらい、NPhA正会員118社から回答を得た。
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