近畿薬剤師学術大会が10月31日にウェブ上で開かれ、専門医療機関連携薬局や地域連携薬局をテーマにした分科会では、地域での多職種連携や薬薬連携のあり方を話し合った。各演者は、地域の多職種の依頼を積極的に引き受けたり、逆に働きかけたりするなど相互のやり取りを繰り返すことで信頼や連携が強化されると報告。待つ姿勢ではなく、能動的に地域の各方面にアプローチするよう呼びかけた。
地域連携薬局として認められるには、地域包括ケアシステムの構築に資する会議への定期的な参加や、地域の医療機関に対する患者の薬剤情報の提供など、医療提供施設との情報共有体制を構築する必要がある。
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