クオールホールディングス(HD)は、2022年3月期中間決算説明会で、主力のマンツーマン薬局の強みを生かしつつ、地域の状況を考慮したエリア戦略に基づく戦略的出店による規模の拡大と、各薬局の競争力を高めていく薬局の価値創出を基本重点戦略として位置づけると共に、今年度の重点施策として在宅調剤とデジタル化(DX)を打ち出した。
在宅調剤については、「市場規模は3000億円以上であり、高齢化が進むにつれ、その規模は拡大していくものと考えている」と指摘。「国が進める地域包括ケアシステムの中、家庭など住み慣れた環境で適切な服用や薬の詳しい説明を求める人が増加していることから、希望する患者の家庭や施設に薬を届ける在宅調剤事業をさらに強化し、23年度の目標として売上高100億円を目指していく」とした。
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