16日に第252回研究会 医療・医薬品情報研究会

2021年12月06日 (月)

世界に新型コロナウイルスが蔓延した中で、東京2020オリンピックが史上初の無観客で開催されたのが、もはや遠い昔のようだ。とはいえ、当初当て込んでいた海外からは観光“客”の大群が訪れることは無く、国や東京都は歳出超過となり経済面から苦い思いをしている関係者は多い。ところが、その無観客開催をむしろ喜んだというか、安堵した方々がいた。いわゆる麻薬Gメン関係者だという。新型コロナ禍以前は、宿泊施設の逼迫が心配され、民泊制度があっという間に拡がった。そこで関係者が水面下で危惧していたのは、この民泊が不正麻薬取引の「場」になる可能性だったという。
一方、わが国の薬物乱用防止といえば1993年からスタートした「ダメ。ゼッタイ。普及運動」だ。このシンナー、覚醒剤も麻薬も、皆横並びで否定する“呪文”を植え付けられた働き盛り世代が、いま、医療用麻薬にも拒絶反応をみせ、欧米並みを目指す緩和医療推進に、ブレーキをかけているという。今回の講師、加賀谷氏らは、かつて厚労省官僚に「『ダメ、ゼッタイ』だけではダメです。医療用麻薬の正しい使い方を教育しなければ!」と、詰め寄ったことがある。しかし、訳の分からぬ“教育論”の回答には唯々呆れたそうだ。
近年は、非がん性慢性疼痛治療においてもオピオイドが使用できるが、いわゆるレスキュー薬が使われると、がん患者と異なり依存を起こす危険性が高い。また、眠剤は高齢化の進展で使用量は増え続け、アイルランドに次ぐ世界第2位の“依存国”だという。処方箋だけでは判断できないとはいえ、現場の薬剤師はそのような知見、知識、危機意識を持ち合わせているのだろうか。高齢社会で益々緩和医療の重要性が高まり、同時に麻薬等の最適使用が求められる。その進展をみるには専門職としてどう薬剤師が関わるかが分かれ目でもあり、望まれるところであろう。水面下の事情も含め、緩和医療推進に関わる課題と危惧、薬剤師や関係者の役割についてご紹介いただく。乞うご期待。

日時

2021年12月16日(木)15:00~17:00

会場

ビジョンセンター日比谷(千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビル3階)
(オンライン含むハイブリッド講演会)

演題

高齢化社会と緩和医療

講師

加賀谷 肇氏(湘南医療大学薬学部臨床薬剤学教授)

参加費

会員(無料)、非会員(リアル、オンラインとも3,000円)、学生無料

出欠のご連絡

12月13日(月)までに、田中(t.tanaka@ytl.jp)宛てにお願いします。
※お申し込み時にリアル参加希望かオンライン参加希望かを教えてください。
※オンライン参加のご返事を頂いた皆様(会員・非会員)には、15日(水)にZoomの参加用URLを送ります。

当日の連絡先 080-3086-8607

※リアル参加は会員優先で、定員は50名(90名収容の会場)まで。
※非会員の参加希望者には、事務局より15日に参加用URLと口座番号をお知らせします。12月中のご入金をお願い致します。
※随時会員募集中

主催

医療・医薬品情報研究会

事務局・連絡先

学校法人 医学アカデミー 薬ゼミトータルラーニング事業部
〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-18-3錦三ビル5階
専用ダイヤル 03-5577-4907
担当:田中・秋山



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