内閣府健康・医療戦略推進事務局は6日、ワクチンの研究開発に予算配分する先進的研究開発戦略センター(SCARDA:スカーダ)における「研究開発支援の基本的考え方」を政府の医薬品開発協議会に示した。国が指定した重点感染症に対するワクチンの研究開発を支援し、事前に策定した緊急時と平時のポリシーをもとに、産学に精通した「プロボスト」が配分を決定する。
新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、国産ワクチンの開発促進に向けて政府が取り組むべき施策を示した「ワクチン開発・生産体制強化戦略」では、開発に有効と考えられるシーズ、モダリティを早期段階で発見し、開発の進んだ研究機関、企業等を選定して、まとまった研究費を機動的に配分する機能が必要と記載。
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