大阪府薬剤師会は18日、東大阪市の近畿大学キャンパスで、ワクチンの筋肉注射に必要な知識や手技を薬剤師が習得する研修会を開催した。日本薬剤師会が策定したプログラムに沿った研修会を開き、修了証を発行するのは全国で初めて。大阪府各地区の代表者約60人が参加し、動画による講義を受講したほか、シミュレータを用いた実技研修で筋肉注射の手技を身につけた。
近畿大学の講義棟に集まった参加者は3グループに分かれ、まず始めに講義を受けた。約2時間にわたって計6本の動画を視聴。ワクチンの基礎知識、緊急時対応、解剖学の基礎知識、安全に接種するポイント、筋肉注射の方法、アナフィラキシーへの対応について学んだ。各動画を視聴するたびに数問のテストに取り組み、正しい知識を習得できたかどうか、評価を受けた。
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