◆新型コロナウイルスのオミクロン株の急速な感染拡大に見舞われている。欧米などの感染状況から、デルタ株より感染力が強いと言われ、わが国でもその通りの状況となった。新型コロナ感染者の8割がオミクロン株に置き換わったともされる
◆ただ、感染力は強いが症状はデルタ株より軽いのではとされている。社会を動かすためにも、濃厚接触者の待機期間短縮、感染者の施設・自宅療養の拡大、ワクチン追加接種の1カ月前倒し、5~11歳までのワクチン接種など、各種の感染防止対策が検討・実施されている
◆筑波大学人間系の原田隆之教授のワクチン接種に関するアンケート調査がある。ワクチン接種に対する態度は状況や心理的要因で変化するというのが結論。昨年4月時点では、ワクチン忌避傾向の人は4割程度だったが、接種が進んだ9月時点の忌避傾向の人は10%を切っていた
◆4月時点では誤情報や副反応への懸念があったが、9月にはそう考える人が少なくなっていた。これは、いかに正しい情報が必要であるかの証しだ。
オミクロン株の急速な感染拡大
2022年01月17日 (月)
‐AD‐
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿