国立国際医療研究センターは18日、過去に喫煙経験のある人の方が現在喫煙している人よりも新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高いとの調査結果を公表した。喫煙が引き起こす心血管疾患や呼吸器系疾患等の併存疾患が禁煙後の重症化につながったとし、現在喫煙している人も将来的に重症化リスクが高まるとの見方を示した。
諸外国の研究成果では、喫煙者のコロナ重症化リスクの有無に関する一致した見解はなく、現在喫煙している人と過去に喫煙した人に分けて実施した研究も多くない。
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