中央社会保険医療協議会は2日の総会で、「2022年度診療報酬改定に係る議論の整理案」に関する意見の募集結果を公表した。後発品調剤体制加算の要件・評価の見直しについては、「変更不可の処方や昨今の後発品の供給問題、一部の患者による先発品希望などによって、これ以上の進展は現場感覚から厳しいと言わざるを得ない」と厳しい対応を懸念する声が目立った。
厚生労働省は、22年度診療報酬改定で後発品調剤体制加算について、後発品の調剤数量割合の基準を引き上げ評価を見直すと共に、調剤数量割合が4割以下の薬局に対する調剤基本料の減算規定についても評価を見直し、対象となる薬局の範囲を拡大するとの改定案を示した。
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