第一三共は1月31日、新型コロナウイルスmRNAワクチン「DS-5670」の追加投与によるブースター効果を検討する国内臨床試験を開始したと発表した。オミクロン株の感染拡大を受け、第III相試験の開始時期を延期したことから、国内における追加投与の開発を最優先させる方針に転換し、2022年中の実用化を目指す。
今回の追加投与試験は、既に承認された新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を完了し、6カ月以上経過した健康成人と高齢者を対象とした追加免疫を検証する国内第I/II/III相試験。同ワクチンの追加投与時の安全性と有効性を評価する。
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