アステラス製薬は1日、開発中の肺炎球菌ワクチン「ASP3772」について、導入元である米バイオ企業のアフィニバックスに全世界での開発・商業化に関する独占権を返還する契約を結んだと発表した。研究開発パイプラインの戦略的な優先順位付けに基づく決定としている。
同ワクチンは、アフィニバックスの多重抗原提示システム技術を利用して創製した肺炎球菌起因疾患を対象としたワクチン。2017年にアステラスが全世界での開発・商業化に関する独占的権利を取得し、開発を進めてきた。
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