日本保険薬局協会(NPhA)は、2021年度管理薬剤師アンケートの結果を公表した。それによると、昨年6月と比べて後発品の流通状況が悪化していると回答した薬局が9割近くに上ることが明らかになった。また、後発品の推進にかかる負担が大きくなっているとの回答が、昨年8月の調査時に比べてさらに増加した。
今回の調査は、昨年12月21日~今年1月15日にかけて実施されたもの。対象はNPhA会員薬局の管理薬剤師で、4787薬局から回答を得た。
主な調査結果を見ると、在庫している全医療用医薬品の平均は1335.8品目となった。「1000品目以上1500品目未満」との回答が46.8%で半数近くを占めた。在庫している後発品の品目数の平均は597.5品目で前回調査(21年8月)の650.9品目から減少した。
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