3大学が基準に「適合」
薬学教育評価機構は、2021年度の6年制薬学教育評価を行った結果をまとめた。新たな評価基準に基づく2期目の第三者評価で、新型コロナウイルスの影響によって1年遅れでスタート。昨年度に対象となった岡山大学、日本薬科大学、福山大学の3校全てが評価基準に適合と認定された。ただ、岡山大に対しては、学修成果の評価が行われていないことについて問題点を指摘。早急に適切な措置を講ずるよう求めた。24年度末までに自己点検・評価書を再提出し、学修成果の評価に改善が認められない場合、認定は失効する。認定期間は29年3月31日まで。
2期目がスタートした今回、昨年度に対象となった3校の薬学教育プログラムについて評価を行った結果、全ての大学で適合と認定された。ただ、適合と認定された大学のうち、岡山大に対しては「教育研究に対する熱心な姿勢はうかがえる」と評価しつつ、評価基準の「内部質保証」、「学修成果の評価」について「その意義を十分に理解していないと判断せざるを得ない」と問題点を指摘。
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