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受診勧奨にもITの波

2022年04月20日 (水)

◆受診勧奨は薬局薬剤師の重要な役割の一つだ。地域住民と言葉を交わしたり、気軽に相談に応じたりして疾患の初期症状を把握。必要に応じ医師へと橋渡しすることで、病態の悪化を未然に防止できる
◆住民との信頼関係があるからこそ成し得ることであって、実践は容易ではない。だが、地域に根ざした活動を展開している薬局では実際に月数件の受診勧奨を行っていると聞く。調剤だけではない薬局薬剤師の存在意義を示す業務としても重要だ
◆そんな受診勧奨にも今後、IT進展の波が押し寄せてきそうだ。個人の生活情報や医療情報など膨大なビッグデータを記録する基盤の整備が進んでいる。雑多なデータを解析できる人工知能(AI)も発展しつつある
◆将来はスマートフォンのアプリが健康管理を担い、AIのビッグデータ解析によって疾患の初期症状を見つけ、受診勧奨する時代になるかもしれない。その時に薬剤師はどうするのか。今後の社会構造の変化を見据え、そこにどう溶け込んでいくのかといった議論を聞きたい。



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