◆2015年9月4日に公布され、同日施行された「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」、いわゆる女性活躍推進法は、10年間の時限立法である。その中で、政府として20年までに「指導的地位に占める女性の割合30%」を達成するとの目標が示された
◆結果として、この政府目標は未達となり、「2020年代の早期達成」に修正された。その後の各調査結果などからも、早期達成は困難との回答を寄せる企業が多く、女性活躍社会の実現は道半ばという感じではある
◆こうした中、最近では、地方自治体の薬務主管課の管理職に女性が登用されるケースが増えている。全国的に網羅した情報収集はできていないものの、4月以降、近畿6府県のうち半数で女性が課長となった
◆現在、薬剤師総数の約6割が女性という調査結果もあり、必然的に薬剤師として勤務する女性は多いはずである。自治体での管理職登用のみならず、薬業界の各企業でも、薬剤師として女性がさらに活躍できる職場環境が整うことを期待したい。
女性活躍社会の実現は道半ば
2022年05月20日 (金)
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