政府の規制改革推進会議は27日に答申を取りまとめた。医療・介護分野では、在宅医療の現場における人材不足を踏まえ、看護師が行っている点滴薬の充填や交換、褥瘡への薬剤塗布といった診療補助を薬剤師が実施できるかについて、今年度から検討を始める方針を盛り込んだ。薬局の一部調剤業務についても、外部委託可能とするよう検討することも明記した。
答申では、在宅医療の現場における医療人材の不足を踏まえ、タスクシフト/タスクシェアの推進を盛り込んだ。現在は、医師の指示を受けた看護師が実施している診療補助である点滴薬の充填と交換、褥瘡への薬剤塗布などの行為を薬剤師が行うことが適当かどうかも検討する。
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