福岡市薬剤師会は今月から、市と市医師会との共同によるフレイル予防相談事業の運用を本格的に開始した。来局した65歳以上の高齢者に薬剤師が資材を用いてフレイルの啓発を行い、疑いのある患者にはチェックリストによる集計結果を処方医などに情報提供する。医師は薬局からの情報をもとにフレイルを評価し、患者の必要情報を薬剤師と共有してフォローアップなどにつなげる。薬局を活用し、医師会や自治体が連携した取り組みは全国でも珍しい。
福岡市は、今回の取り組みを「とりもどせ健康!かかりつけ医・薬剤師と連携したフレイル予防プロジェクト」と位置づけ、事業の内容について4月に医師会、薬剤師会と3者共同で説明を行った。
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