
日本臨床腫瘍薬学会の創立10周年記念式典が18日、都内で開かれた。式典では、前身の臨床腫瘍薬学研究会から発足した10周年の歩みを振り返ると共に、会員数が5000人規模に成長した同学会の新たな10年に向けて、さらなる飛躍を誓った。
同学会は、2010年に発足した臨床腫瘍薬学研究会を前身とし、12年に一般社団法人日本臨床腫瘍薬学会としてスタートした。これまで科学的根拠のある癌薬物療法の開発・普及、副作用の軽減などを目的に学術大会やセミナーを開催してきたほか、「外来がん治療認定薬剤師」制度、さらに改正医薬品医療機器等法の専門医療機関連携薬局に対応するための「外来がん治療専門薬剤師」制度の創設など、様々な活動を活発に行ってきた。その結果、発足当時660人程度だった会員数が直近では5000人近い規模に成長。右肩上がりの発展を遂げている。
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