アステラス製薬は、グループ化した米オーデンテス由来の臨床開発中の二つの遺伝子治療薬候補が治験中断という事態になった。小児神経筋疾患に対する「AT132」に続き、新たに希少難病の遅発型ポンぺ病に対する「AT845」について、重篤な有害事象の発現により米国食品医薬品局(FDA)から治験差し止めの指示を受けたと6月27日に発表した。同社は治験を中断し、今後FDAとの対応の検討や資産価値の評価などを進めるとしている。
オーデンテスは昨年4月から「アステラスジーンセラピーズ」として活動しており、臨床開発段階にあったのが「AT132」と「AT845」だった。
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