日本ケミファの山口一城社長は1日、都内で開いた記者懇談会で、今後の事業展開について「ジェネリック医薬品事業を堅調に進め、(アレルギー検査薬の)『ドロップスクリーン』と新薬で収益に貢献していきたい」との考えを示した。当面は、医薬品売上の9割を占めるジェネリック医薬品と、血液1滴で41項目を検査できる「ドロップスクリーン」を軸とした臨床検査薬の販売拡大によって収益基盤の強化を図る。
ジェネリック医薬品については、業界全体で問われている品質保証レベルの向上を図りながら、増産体制を整備する。4月には「グループ品質保証統括部」を新設し、MR・工場従業員に製品の認識について教育を行った。
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