厚生労働省は、新型コロナウイルスオミクロン株のBA5系統への置き換わりが進み、感染が急拡大している状況を踏まえ、発熱外来自己検査の体制を整備する。症状が軽く重症化リスクが低いと考えられる有症状者に対し、発熱外来で抗原定性検査キットを配布し、自ら検査した結果を自治体が設置する相談窓口「健康フォローアップセンター」に連絡することで、健康観察を受ける体制を整える。
厚労省は、重症化リスクのある高齢者を守ることに重点を置いた対策を確実に実施していくため、症状が軽く重症化リスクが低い有症状者に対しては医療機関で検査キットを配布し、自己検査を受けてもらう仕組みを整備する。
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