住友ファーマと日本イーライリリーは3日、2型糖尿病治療薬「トルリシティ」の国内販売提携について、契約期間満了により12月末で終了すると発表し、今後は日本イーライリリーが単独で販促、流通、販売を行うことになった。販売を担っていた住友ファーマの同剤売上高(薬価ベース)は300億円超に上り、重点の糖尿病領域事業を支える製品の一つ。
住友ファーマは、提携終了に伴う売上の落ち込み分を、他製品の販売拡大や販売提携契約の締結でカバーするなどして、国内糖尿病治療薬市場でトップクラスのシェアを維持したい考え。
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