協和キリンは1日、癌化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制に用いる持続型G-CSF製剤「ジーラスタ」(一般名:ペグフィルグラスチム)に、翌日以降に薬剤を自動投与する装置が付いた製剤の承認を取得したと発表した。これまで癌化学療法剤投与後の翌日以降に来院して「ジーラスタ」を投与していたが、新製剤を使用することで来院が不要になる。患者の通院と医療従事者の業務負担が軽減される。
承認を取得したのは、「ジーラスタ皮下注3.6mgボディーポッド」。医薬品であり、薬価基準に収載後に発売されるが、時期は未定。同製品は患者の腹部に貼付して用いる。
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