
厚生労働省は21日の中央社会保険医療協議会入院・外来医療等の調査・評価分科会で、2024年度調剤報酬改定を踏まえた薬局における賃上げ状況の結果を公表した。昨年度に賃上げを実施した薬局の割合は45%で未実施の49%を下回った。今年度も賃上げの実施予定なしと未定を合わせた割合が7割と、実施予定の3割を大きく上回る結果となった。
調査は、日本薬剤師会が2月から1カ月間かけて実施し、491薬局から回答を得たもの。昨年度に賃上げを実施した薬局の割合は45%、「実施予定」は6%、「実施していない」は49%だった。また、今年度に賃上げを実施予定の薬局は30%、「予定なし」が37%、「未定」が33%との結果だった。
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