ニプロは15日、プロトンポンプ阻害剤「ネキシウムカプセル」のオーソライズド・ジェネリック(AG)の承認を取得した。12月に予定される薬価基準収載と同時に発売する予定。
販売名は「エソメプラゾールカプセル10mg、20mg『ニプロ』」。先発品の売上高は913億円(2021年度IQVIAデータ)。9日に行われた2023年3月期第1四半期決算発表会で、同社常務取締役経営企画本部長の余語岳仁氏は、同後発品全体の市場規模を約400億円弱と予想。このうちAGのシェアについて、「品質問題もいろいろとある中で、先発薬と同じという安心感は大きい。AGは他品目で平均6割の市場シェアを取っているが、AGとして普通以上のシェアを取れると期待している」との認識を示した。
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