病院薬剤部の業務を薬剤師以外のスタッフにタスクシフトする取り組みについて、21日に横浜市で開催された日本病院薬剤師会関東ブロック学術大会で議論された。病院薬剤師の増員が難しい中、薬剤師が調剤に最終的な責任を持つことを前提に、薬剤師でなくても行える内服・注射調剤の補助業務などを薬剤助手に移管し、周術期や病棟薬剤師業務など新たな業務展開を図っていることが紹介された。
医師から薬剤師に周術期や病棟における薬学的管理などのタスクシフトが進められる中、薬剤師の労力確保が大きな課題となっている。2018年4月に発出された「0402通知」では、薬剤師以外でも一部業務が可能とする範囲が示され、病院薬剤部でも非薬剤師を活用する検討が進められている。
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