ギリアド・サイエンシズは1日、年2回投与の抗HIV薬レナカパビルが欧州委員会から販売承認を取得したと発表した。HIVに対する年2回投与製剤は世界初。同剤は米国で承認申請中、日本では第III相試験実施中となっている。長時間作用型製剤は、患者の治療への負担を精神面も含めて軽減するとの見方があり、開発トレンドとなっている。
同剤は、既存治療で効果が得られない多剤耐性を有する成人HIV陽性者が対象。他の抗レトロウイルス薬との併用療法で用いる注射剤と錠剤が8月22日付で承認された。
＊ 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。
