
CROなどを行うレメディ・アンド・カンパニーは、医療・医薬・ヘルスケア分野のDX事業に参入する。第1弾として子会社のレメディ・クロスリアリティと共同で開発したメタバース空間を来年1月から、製薬企業や医療関係大学、医療機関などの医療領域を対象に販売する。
同社は、今後も同メタバース空間の拡張機能やデジタル関連サービスの開発を進める。将来的に見込む医療DX事業の規模は開示していない。
今回提供を開始するメタバース空間では、空間をデザインし、顔写真から作成したアバターが対話したりする。学会や授業、オープンキャンパス、リモート会議、プライバシー保持が必要なバーチャル治験や匿名カウンセリング、患者同士の会話などの活用を想定する。高セキュリティで提供するとしている。
商品名は「Remedy XR メタバース」(仮称)。価格は月20万円から。11月1日から予約を開始する。事業目標は非開示。