財務省は7日、毎年薬価改定の完全実施など社会保障予算のあり方に関する考え方を財政制度等審議会財政制度分科会に示した。新型コロナウイルスワクチン接種に対する全額国費負担を見直し、承認された治療薬は早期に薬価収載を働きかけ、収載までに必要な数量を段階的に購入することなどを求めた。
財務省は、医療分野について薬価制度のあり方に関する考えを記載。昨年度から始まった毎年薬価改定については、改定対象品目数が7割にとどまったことなどを踏まえ、完全実施を要求した。
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