日医工は、債務超過に陥る中、約200億円の第三者割当増資割当先のファンドの傘下に入り、上場を廃止して財務体質の改善を図ることを決議した理由について「仮に大規模な資金注入が早期に実行されなければ、足下の資金繰りは極めて困窮することを踏まえれば、希望する時間軸での必要金額の調達が確実に見込まれることが最も重要な考慮要素と考えた」とし、事業継続が困難になる状況を回避するための「最善の選択肢」と説明した。決議に至るまで約40社のスポンサー候補に出資の検討を依頼したことも明かした。
日医工は14日、投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(JWP)とメディパルホールディングスが出資する合同会社ジェイ・エス・ディー(JSD)を割当先とする約200億円の第三者割当増資を決議した。その際、決議に至る経緯を開示資料で説明した。
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