日本薬剤師会の山本信夫会長は11月25日の定例会見で、第8次医療計画策定に向けた取りまとめ素案に地域の実情に応じた薬剤師確保策の実施などが示されたことについて、「医療計画検討会は薬剤師にとってアウェーの世界だと言ってもいい。5疾病6事業のそれぞれのあらゆる部分で薬剤師や薬局を認識させたのは、中間報告の段階だがよくやったと言える」と高く評価した。
素案では病院薬剤師と薬局薬剤師の役割をそれぞれ明確にし、就労状況の把握、地域の実情に応じた薬剤師確保策が盛り込まれた。修学資金貸与や病院への薬剤師派遣など、地域医療介護総合確保基金を積極的に活用すること、都道府県の薬務主管課と医療政策主管課が連携して取り組む必要性も明記した。
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