日本、中国、韓国は13日、中国・青島で開催した5回目となる大臣会合で、保健衛生分野における3カ国協力の発展を目指す方針を確認する共同声明を採択した。
生活習慣病など悲感染性疾患の予防・対策のための情報交換を継続するほか、東日本大震災を通じて浮き彫りになった課題を3国で共有し、自然災害など緊急時の健康対応に関する協力をさらに進める。
また、新型インフルエンザ対策や臨床試験などの連携について、進捗状況を確認した上で、さらなる推進を約束した。
会合では日本から小宮山洋子厚生労働相、中国からチン・ジク衛生部長、韓国からイム・チェミン保健福祉部長官が一堂に会し、シン・ヨンスWHO西太平洋地域事務局長がオブザーバー出席した。
次回は来年、日本で開催する予定。