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【小野薬品】抗PD-1抗体開発が順調‐上市後は学術部のサポート

2013年11月11日 (月)

2014年3月期中間決算・社長会見

相良社長

相良社長

 小野薬品の相良暁社長は、国内外で進行性悪性黒色腫などを対象に開発中の完全ヒト型抗PD-1抗体「ONO-4538」について、「順調に開発が進んでいる」と報告し、国内上市に向け、「当初は、癌の専門MRを置かずに学術部のサポート体制で対応する」との方針を明らかにした。また、3年半前には90%台であった長期収載品の売上比率について、「本年9月末時点で既に50%台を切った」と述べ、「引き続き今年の目標である40%台の堅持に向けて尽力していく」との考えを示した。

 ONO-4538は、海外では導出先のブリストルマイヤーズスクイブが開発を推進。腎細胞癌、非小細胞肺癌、悪性黒色腫(メラノーマ)の効能でいずれも第III相段階にあり、非小細胞肺癌、腎細胞癌の第III相試験は、再来年に終了する見込み。メラノーマは、国内でオーファンドラッグの指定を受けている。


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