厚生労働省は11月30日のがん対策推進協議会で、「第4期がん対策推進基本計画案」を示した。社会連携に基づく癌対策として、癌患者が安心して生活し、尊厳を持って自分らしく生きることのできる地域共生社会を実現するため、癌の専門医療機関である拠点病院は地域の医療機関、介護施設や薬局などの地域の関係機関との連携や困難事例等への対応に取り組むことが明記された。
拠点病院は、切れ目のない医療を提供するため、医療圏で地域の医療機関や在宅診療所などの医療・介護従事者と癌に関する医療提供体制や社会的支援のあり方について情報共有し、役割分担や支援などを議論することが整備指針で定められている。
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