住友商事は3月31日、首都圏を中心に約150店舗の調剤薬局を展開する薬樹の全株式を取得したと発表した。今後、調剤併設ドラッグストアを展開する同社グループのトモズとのノウハウを融合し、シナジーを発揮することで事業を強化していく。
同社は、中期経営計画でヘルスケアを次世代成長戦略テーマの一つに打ち出している。国内ではドラッグストアの展開を含む「地域包括ケアシステム関連事業」、海外では公的医療制度が充実していない国で発展しつつある管理医療システムで、企業・民間の医療保険会社、マネージドケア事業者、医療機関の三者が連携して医療サービスを提供する「マネージドケア事業」などに取り組んでいる。
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