
日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は28日の総会で、新会長に日新製薬社長の川俣知己氏を選出した。川俣氏は、総会終了後の懇親会であいさつし、「最も求められているのは供給不安の解消」と強調。その取り組みは個社の努力に委ねられてきたが、「協会として今後どのようなことができるのか皆さんと一緒に議論していきたい」と述べ、団体としてリーダーシップを発揮したいとの姿勢を示した。その上で「社会に評価される方策を検討したい」と抱負を語った。
川俣氏は、協会の委員会活動に30年以上関わってきた。信頼性向上プロジェクトを立ち上げたほか、規格揃え、化血研問題に伴う承認書の一斉点検など、要所要所で課題に携わってきた。その中で不祥事が発生し、不正に端を発する供給不安問題が続いていることに「非常に心を痛めている」と振り返った。
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