住友ファーマは3月28日、治療薬以外の予防やケアのソリューション提供を目指すフロンティア事業を手掛ける完全子会社FrontActの全株式をサワイグループホールディングスへ売却すると発表した。6月末に手続きが完了する予定。
同事業は、住友ファーマの前社長の肝いりで始めたもの。「精神神経」「癌」「再生・細胞医薬」に続く第4の収益の柱に育成する方針だった。住友ファーマ全体の業績悪化に伴って研究開発費の低減が迫られる中、昨年4月に新会社を設立し、同年6月に事業承継していた。
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