◆薬局で患者から暴言や迷惑行為を受けたりする「カスタマーハラスメント」が多発しているという。人材派遣大手マイナビの調査では、薬剤師の約7割がカスハラを受けた経験があると回答。その内容は「威圧的な言動」が最も多く、次いで「精神的な攻撃」でほとんどを占めた
◆サービス業界で「お客様は神様」とはよく使われる表現だが、もうそういう時代ではなくなったようだ。現代はストレスやイライラが蓄積しやすく、それをコントロールできない人が増えたとも言える
◆特に薬局は医療の現場でもあり、病に苦しむ人に対応するとの大前提がある。これまでは暴言を吐かれたりすることなど想定していなかったかもしれない。しかし、時代は大きく変わった
◆カスハラの最大理由は「薬局の待ち時間」だそうだ。予定があったりして苛立つのも理解できるが、暴言を吐いていい理由にはならないはずである。カスハラに対しては、日本薬剤師会や日本保険薬局協会も対応に乗り出した。下手に出るのではなく、毅然とした対応が必要だ。
カスハラには毅然とした対応を
2025年04月25日 (金)
‐AD‐
この記事と同じカテゴリーの新着記事
HEADLINE NEWS
ヘルスデーニュース‐FDA関連‐
医療機器・化粧品
新薬・新製品情報
企画
寄稿