キヤノンシステムアンドサポート(キヤノンS&S)は6月27日、中小企業のサステナブル経営を支援する新シリーズ「まかせてIT BXシリーズ」の提供を開始した。
企業の生成AIを活用した業務の自動化や効率化は、多くの企業にとって重要な取り組みの一つとして注目されている。
同社は、これまで中小企業のDX推進に向けたITの投資計画の策定から、機器の選定、導入、運用、保守、教育までを支援する「まかせてIT DXシリーズ」を展開し、12万社を超えるユーザーのDX推進を支援してきた。そこで培った専門知識と実績をもとに、今回、中小企業の経営課題の解決を支援する「まかせてIT BXシリーズ」を新たにリリースした。
同シリーズは、経営支援に特化したサービスを提供することで、中小企業のサステナブル経営の実現に向けた環境経営・コーポレートガバナンス(企業統治)の強化、ITの投資計画、人材育成などの課題解決を支援し、企業価値向上と競争力強化への貢献を目指していく。
今回の新シリーズ発表と同時に、生成AIの活用を支援する“生成AI時代の人材育成研修”と、脱炭素経営を支援する“CO2排出量算定支援サービス”を提供開始した。
生成AI活用支援サービスでは、急速に進化する生成AIを活用した業務の自動化や効率化は、多くの企業にとって重要な取り組みの一つとして注目されていることから、単なるツールの操作方法にとどまらず、業務課題をいかに生成AIで解決できるか、生成AIの限界や注意点は何かといった実務に即した内容で課題の本質を理解し、最適な解決策を生み出せる「自立型人材」の育成を支援していく。
脱炭素経営支援サービスでは、中小企業の脱炭素経営への取り組みの基礎となる自社のCO2排出量の算定を行い可視化まで支援すると共に、ユーザーが持続可能なビジネスモデルの構築や環境に配慮した企業として取引先や消費者からの信頼を獲得できるよう支援していく。
「医療機器・化粧品」の記事に関するご意見・お問合せは下記へ。
担当者:河辺
E-mail:kawabe_s@yakuji.co.jp
TEL:03-3866-8499