IQVIAが発表した2024年(1~12月)世界医薬品市場ランキングによると、製品別売上高トップには、首位をキープしてきた免疫疾患薬「ヒュミラ」(アッヴィ)が4位に後退し、GLP-1受容体作動薬の糖尿病治療薬「オゼンピック」(ノボノルディスク)が躍り出た。同成分の肥満症治療薬「ウゴービ」(同)、GIP/GLP-1受容体作動薬の糖尿病治療薬「マンジャロ」(イーライリリー)は前年からほぼ倍増の伸びとなった。肥満症、糖尿病への効果の高さから注目されるGLP-1受容体作動薬の世界的な需要の高さがうかがえる結果となった。
24年世界医薬品市場は、前年より9.1%増の1兆6125億ドルとなった。メーカー売上高トップ20の顔ぶれは変わらず、トップはアッヴィの885億ドル(2.9%増)、以下ジョンソン&ジョンソン828億円(7.0%増)、ノボノルディスク782億ドル(12.9%増)と続いた。
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