
豊田氏
小林製薬は5日、2025年12月期第2四半期決算説明会で、35年に売上高3000億円を目指す長期ビジョンを発表した。3月に社長に就任した豊田賀一氏は「昨年起こした紅麹事案を受け、改めて品質と安全を最優先に考えたものづくりの原点に立ち戻り、改革を推し進めている。日本に生まれた新しい生活習慣を世界にも届け、グローバルでの新市場創造をリードする会社を目指していく」と説明した。
35年ビジョン実現に向けては、▽品質の徹底▽ブランドの価値最大化と新しい価値習慣の創造▽グローバルブランドによる海外での新市場創出▽資本効率を重視した経営の推進――を長期戦略方針として掲げた。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。