新日本科学は、非臨床試験において24時間以上連続的に取得した心電図データをAIで自動解析し、心毒性であるQT延長の有無を検出する技術の開発に取り組むため、医療向けAI医療機器を開発するカルディオインテリジェンスと共同研究開発を行うと21日に発表した。実験用大動物の心電図データを解析する受託試験サービスの体制を構築し、2027年の事業化を目指す。現状では心電図データの確認は全て人の目で行っており、負担が大きい作業だった。
QT延長は心臓の電気信号の伝わり方の間隔が少し長くなってしまう状態を示す心電図波形で、重症化すると、めまいや失神、場合によっては命に関わる危険な不整脈につながることがある。
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