ギリアド・サイエンシズは、再発・難治性の大細胞型B細胞リンパ腫を対象にしたCAR-T療法製品「イエスカルタ点滴静注」について、米国で製造された製品を日本で保管し流通する拠点を都内に開設した。6日に稼働した。保管施設がない国内医療機関もあることから、国内拠点を開設することで、医療機関側の希望に沿って品質を確保しながら一時保管を可能にする。
同社とギリアドグループで細胞療法事業を行う米カイトが6日に発表した。拠点は、保管・流通拠点として自社で設立したもので「羽田デポ」と名付けられ、9月に開設した。詳しい所在地は開示していないが、空輸のやりとりがしやすい羽田空港の近隣と見られる。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。