自己免疫疾患など難病治療薬の研究開発を行うベルギーのアルジェニクスは、開発後期段階において三つの新薬候補成分を揃える。具体的には、全身型重症筋無力症などの治療薬として承認されている「ウィフガート」の成分であるエフガルチギモド、免疫機能に関与するC2補体に対する抗体エンパシプルバート、筋肉機能に関与する酵素のMuskに対するアゴニスト抗体「ARGX-119」で、日本を含む世界同時開発を進める方針だ。
同社が進めている開発後期パイプラインとして、エフガルチギモドについては眼筋型重症筋無力症(oMG)、甲状腺眼症(TED)、シェーグレン症候群(SjD)の適応追加がある。将来的には15以上の適応症にしたい考え。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。

















