富山県は県内の薬剤師確保に向け、富山大学薬学部薬学科の地域枠で入学した学生が出身高校を訪問し、薬学や薬剤師の魅力を発信する「母校セミナー」を実施している。「富山の中高生が薬学部に進学しない」という課題意識を背景に、地域枠の1期生、2期生が学生目線でアプローチ方法を検討した結果、母校セミナーの取り組みに行き着いた。母校セミナーは2024、25年度の2年間に計7校の高校で開催された。
地域枠を導入している大学薬学部が志望する高校生向けに地域枠生による講演を実施する例はあるが、出身高校を訪問してセミナーを開催する取り組みは珍しい。県厚生部薬事指導課の笹島厚美課長は、「高校生と年齢が近い地域枠生が『自分ならどうすれば薬剤師に興味を持つか』を考えたことから始まった事業」と強調する。薬学に対する認知が低い高校生にも関心を高めるきっかけになっているという。
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