
高速度ビデオカメラ「HyperVision HPV-X3」

信和館

環境・健康イノベーションセンター
島津製作所はこのほど、高速度ビデオカメラ「HyperVision HPV-X3」と、島津グループである太平工業が設計した木造トレーニング施設「信和館」、島津企業管理(中国)有限公司の共同研究ラボ「環境・健康イノベーションセンター」が「iFデザインアワード2026」を受賞したと発表した。
プロダクトデザイン部門で受賞た「HyperVision HPV-X3」は、人の目では捉えられない超高速現象を高精細に可視化する高速度ビデオカメラ。新開発のイメージセンサーにより、世界最高水準となる毎秒2000万コマの撮影速度と高解像度を両立している。材料試験や衝撃現象、微小領域での物理現象解析などの最先端研究を支えている。撮影準備から解析までのワークフローを最適化した操作性に加え、塗装を廃した筐体設計による環境負荷低減が評価された。
建築部門で受賞した「信和館」は、ワコール女子陸上競技部のために設計された木造2階建てのトレーニング施設。食事・トレーニング・回復を一体で支える拠点として、選手が安全かつ快適に集中し、意欲を高められる環境を創出している。京都産木材を用いた在来工法や企業ロゴに着想を得た構造デザインで、大空間と環境配慮が両立しており、地域循環型の木材利用と建築表現が評価された。
インテリア建築部門で受賞した「環境・健康イノベーションセンター」は、中国科学院大学杭州高等研究院環境学院と島津企業管理(中国)有限公司が共同で設立した研究拠点。環境と健康に関わる社会課題の解決を目指しており、分析装置の安全性・機能性を確保しつつ、研究・議論・情報発信が同時に行える「開かれた実験室」として設計されている。ガラスによる可視化や柔軟なレイアウトを取り入れ、思想と品質を両立した空間づくりをしている点が評価された。
同賞は、世界で最も長い歴史を持つ国際的なデザイン賞。ドイツのハノーバーを本拠地とする「iF International Forum Design」が毎年優れたデザインを選出している。今年は、専門家129人が世界68カ国・地域から集まった1万件超の応募デザインを、「アイデア」「造形美」「機能性」「独自性」「サステナビリティ」の五つの基準で審査している。
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