札幌医科大学附属病院薬剤部は、北海道内の薬剤師が不足する医療機関への支援や災害に組織的に対応するため、新たに「地域医療災害対応係」を設置した。道立羽幌病院を中心に行ってきた薬剤師派遣による地域医療の支援に加え、地震や津波等の災害対応、さらに新人薬剤師の教育研修を三位一体で行うことで、インキュベーターとしての機能を発揮させていきたい考えだ。地域医療支援、災害対応、新人教育の一体的な取り組みは全国的に珍しい。福土将秀薬剤部長は「大学病院以外の病院も経験しながら研鑽を積み、地域医療の視点を持つ薬剤師としてキャリア形成の一つのステップにしてほしい」と期待を語る。
同院薬剤部では、昨年4月から羽幌病院に6カ月の長期で常勤薬剤師の派遣を継続しており、並行して道立江差病院や松前町立松前病院への派遣も行ってきた。江差病院と松前病院への出向は薬剤師充足のため終了する予定だが、羽幌病院への出向は未だ現地採用が実現していないため、さらに継続する。6月からは20年目のベテラン薬剤師、坂上幸氏が過去最長の10カ月にわたって長期出向する計画である。
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