厚生労働省は7月に「地域医療構想策定ガイドライン」を公表しました。各都道府県は2028年度までに急性期拠点機能を担う医療機関の選定と、課題に応じて対応策を検討、決定することになります。厚労省「新たな地域医療構想等に関する検討会」構成員の尾形裕也氏は、従来の地域医療構想において「多くの療養病床が看取りまでする介護医療院に転換し、目標値に迫っている一方、検討されなかった精神病床は過剰が指摘されています」と問題提起します。
これまでの地域医療構想は病棟・病床単位中心の議論でしたが、「今回のガイドラインの特徴は、医療機関機能報告制度の導入です」と、医療機関単位での機能の明確化と、医療・介護の複合ニーズを有する85歳人口の増加に対応し、外来・在宅・介護との連携など、2040年を見据えた地域医療提供体制全体の姿を示すことが目的です。
今回示された機能は急性期拠点機能、高齢者救急・地域急性期機能、在宅医療等連携機能、専門等機能、医育及び広域診療機能の5つです。「都道府県としては、急性期拠点機能の病院をどこにするかが、大きな焦点です。一つの目安は先に診療報酬改定で導入された急性期病院一般入院基本料Aです」と言います。
さて、医療機関の機能選定は、各病院の基本的な経営戦略にも直結し、機能別病院間の連携や介護施設など他事業者との協働も重要性を増します。在宅医療での活躍が望まれる薬局には、「在宅医療等連携機能」、「高齢者救急・地域急性期機能」との連携が不可欠ですが、尾形氏は「地域医療提供体制全体を議論する場に薬剤師会の代表がいない」と違和感を示します。一方、病床利用率低下が進む精神病院は急きょ議論に参画し、今後の焦点の一つになっています。尾形氏には、その動向を含め、ガイドライン策定の経緯と抑えるべきポイント、今後の展開をお話しいただきます。乞うご期待。
日時
2026年9月17日(木)15:00~17:00
会場
錦三ビル3階大会議室(ハイブリッド方式;東京都千代田区神田錦町3-18-3)
https://maps.app.goo.gl/rNRUMpUGmENtAELV9
演題
新たな地域医療構想の展望~急性期拠点選定と介護含む地域連携の新局面~
講師
尾形裕也氏(九州大学名誉教授)
参加費
会員(無料)、非会員(リアル、オンラインとも5,000円)、学生無料
※リアル参加を希望される非会員の皆様には、当日会場受付時に参加費を申し受けます。
出欠のご連絡
2026年9月14日(月)までに(ijouken2023@gmail.com)宛てにお願いします。
※申し込みは下記【参加フォーム】
※リアル参加は会員優先です。
※オンライン参加希望者には、事務局より2026年6月14日までに参加用ZoomURLを、また非会員の方には振込口座番号も合わせてお知らせします。6月中のご入金をお願い致します。
主催
医療・医薬品情報研究会
https://www.ijouken.jp/
事務局・連絡先
学校法人医学アカデミー薬ゼミトータルラーニング事業部
〒101-0054東京都千代田区神田錦町3-18-3錦三ビル5階
専用ダイヤル03-5577-4907
ijouken2023@gmail.com
※随時会員募集中 t.tanaka@ytl.jp























