◆自分の子どもの前で夫婦喧嘩をしたことのあるお父さん、お母さん、正直に手を挙げてみてください。ハイ。後で外に来てください。警察に行ってもらいます。いいですか、児童虐待です……。「夜回り先生」として有名な水谷修さんの講演の一コマだ
◆ドキッとした。不登校やいじめに遭う子に共通した要素として、“夫婦喧嘩”があるという。特に幼い頃から、目の当たりにしている子に多いというのだ。何しろ18年近く、夜の子どもたちと真剣勝負で付き合ってきた人の言う言葉だ、迫力を感じた
◆第3次覚せい剤乱用期といわれて久しいが、日本の薬物乱用史上初めて、組織的・計画的に10代、20代の若者たちにありとあらゆるドラッグが売られ、若者たちはそれを買うための資金を得るため、売春も広がっているという
◆身近なところでは市販薬の乱用問題。大量に売る薬局がネット上にある。水谷氏は薬剤師の自律・自浄を訴える。さらに違法薬物が進化し続ける中、鑑定などの専門家養成も求めた。「われわれを助けていただきたい」。子どもからのメッセージに聞こえた。薬剤師には応える責務がある。
「夫婦喧嘩は児童虐待です」
2010年01月13日 (水)
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