◆巷には、袴姿の女子学生が多く見られる。気がつけば、3月ももう中旬で、卒業式シーズンの真っ直中だ。厳しい経済状況の中、就職が思うようにできなかった卒業生も多いと思うが、“明日を夢見て”などとはいわないが、この試練を何とか乗り切ってもらいたいと切に願うばかりだ
◆今年の卒業生、特に小中高校生は、新型インフルエンザの大流行を受け、毎年行われている年中行事が中止されるなど、学生時代の楽しい1ページを飾ることができなかった人もいるだろう。仲間と楽しむはずだった修学旅行、練習に励んだ音楽発表会等々の催しが消え、寂しい思いをしたことだろう
◆ある私立中学校では、卒業式を数日後に控えた日に、昨年11月に新型インフルエンザにより中止された合唱発表会を行った。中止になったとき、中学3年生が泣いて訴えた結果、その日の開催にこぎ着けたという。学生の情熱が学校を動かした
◆6年制薬学部の卒業者は今年と来年はいない。何となく寂しいが、来年度に5年となる第1期生は、卒業という第一歩はないが、実務実習という第一歩を踏み出す。情熱を持って挑んでほしい。
情熱をもって
2010年03月17日 (水)
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